まずは、それぞれの立場のざっくりとした特徴や感じ方を見ていきましょう。
★年上の人との年の差婚の場合
[男性が年上の場合、女性側から見て]
- 収入が同年代男性より多いため、余裕のある生活ができる。しかし、その分定年も早いため、貯蓄や人生設計についてふたりでしっかりと考えて決めておく必要がある。
- 経験値の高さから知識が豊富であり、同年代にはない魅力に強く惹かれる。
- 妻側の意見を尊重できる懐の深さがあり、安心感がある。
- 夫本人、また夫の親の介護が同年代同士の場合よりも早くやってくる。
- すでに男性側が持ち家に住んでいる場合もあるが、「これからローンを組む」という場合、年齢がネックとなる場合がある。
[女性が年上の場合、男性側から見て]
- 人生経験が豊富であり、学ぶ点が多い。
- 家事全般や生活について彼女から意見を聞いて教わることで、上手にまわしていくことができるようになる。
- 同年代女性にはない落ち着きと気立ての良さがある。
- 子どもをたくさん授かりたいと思っている場合、タイムリミットがあることを心に留めておく必要がある。
- 共働きであっても、彼女の妊娠や出産によって収入が激変する、また、彼女の定年も早いため、早い段階から自分の収入だけで家族を養っていけるだけの能力を身につけていく必要がある。
★年下の人との年の差婚の場合
[男性が年下の場合、女性側から見て]
- 一緒に過ごせる時間が長いため、結婚後の人生の大部分を彼と過ごすことができる。
- 考え方が柔軟であり、また、新しい情報をたくさん教えてくれる。
- 若い人の意見を聞くことで、自分の視野を広げることができる。
- デートなどがワリカンである場合が多く、また結婚してからも共働きになる可能性が高い。
- 妊娠や出産にタイムリミットがあるため、うまくいっている仕事を諦めなければならない場合もある。また、「ママ友」が自分より年下ばかりだというケースもあるため、話を合わせることに苦労したり、体力差を感じたりしてギャップに悩むこともある。
[女性が年下の場合、男性側から見て]
- 一緒に過ごせる時間が長いため、結婚後の人生の大部分を彼女と過ごすことができる。
- 何でも素直に受け入れ、吸収してくれるため、自分の生活リズムやペース、考え方を変える必要があまりない。
- 彼女から様々な新しい情報を教わり、新しい趣味が増えることもある。
- 子どもをたくさん授かりたい場合、年齢があがればあがるほどリスクも伴うため、その点をしっかりと話し合う必要がある。また、子どもが成人を迎えるときの自分の年齢や仕事のことを考えておく必要がある。
- 自分の定年が早いため、貯蓄や老後についてしっかりと考え、話し合って決めておく必要がある。
気になる点は、やはり「収入」と「妊娠、出産、育児」について。
お見合い後にスタートするご交際、そして真剣交際と段階を踏む中で、しっかりと話し合う必要がありますね。
しかし、デリケートな内容も多く含むため、お付き合いが始まって間もないときに話を切り出すのはNGです。
お相手の気持ちや立場、考えを尊重し、タイミングをはかりながら話し合っていきましょう。
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