先日、友人から「私の『しんどい』って言葉は『つらいことをわかってほしい』ってことなのに、彼がそういうところを全然察してくれなくて、必要ないアドバイスばっかりしてきて余計しんどくなる」という相談を受けました。
時々、会員さんからも「お相手が察してくれないタイプの人で困ってる」
「自分の気持ちをわかってもらえない」というお声をお聞きします。
友人にも会員さんにも、
「相手に察してもらいたいと思っている、その内容について話したことはありますか?」
と質問いたしますと、
「何も言わなくてもわかってくれるはず。私だったら察してすぐに行動に移すし」
といった答えが返ってくることがあります。
もちろん、色々なことにすぐに気が付いて
すぐさま行動に移すことが得意な人もいらっしゃいますし、
他人の心の動きに敏感な人もいらっしゃいますが、みんながみんな、そうとは限りませんよね。
こと、恋愛においては
相手(異性)の気持ちを「察する」ことが得意だという人のほうが
圧倒的に少ないのではないかと思うのです。
特に男性から、相手からの「察してほしい」という思いに対して
「エスパーじゃないんだから、どうしてほしいのか伝えてくれないと困る。わからない」
「女性の『察してほしい』ってやつが苦手。怖い。間違ったことをしたら怒らせてしまう」
という意見をよく聞きますから、
もしかしたら、男性は女性より、「察する」ことが苦手な人が多いのかもしれません。
思っていることは、言葉にして
口に出さなくてはなかなか相手には伝わらないものです。
「こういうときは、こうしてほしい」と、
たとえば「しんどいときは、優しい言葉をかけてもらえると嬉しい」
「しんどいときはひたすら寝ていたいので、マシになるまでほっておいてほしい。元気が出てきたら連絡をするから待っていてほしい。もしかしたら、そのときにアドバイスをお願いするかもしれないから、そのときはまた改めて言うね」など、
相手に伝わるように、ハッキリと伝えておくことが大切です。
「ハッキリ言うのって勇気がいる。ワガママだって思われないかな?」
という不安や、心配な気持ちがわいてくるかもしれませんが、
何も言わずに相手に自分の気持ちをわかってもらおうと期待するよりも
コミュニケーションロスを防ぐための”根回し”だと思って、ハッキリと伝えるほうが
双方ストレスなく付き合っていけますよ!(^^)!
お互いに”小さな違和感”は溜め込まないほうが、ご交際はうまくいきやすいですから
”小さな違和感”をどう解消するか、そこを考えて、工夫できることは積極的におこなっていきましょう★
信頼関係を育むためには、「こんな細かいこと?」と思うことでも
きちんと言葉にして、お相手に伝えていくことが大切です。
伝え方に不安がある場合やご相談などございましたら、
どうぞお気軽に私共カウンセラーにご連絡くださいませ(*^^*)
▼下記は、ご交際中にちょっとしたことで険悪になってしまったときに、気を付けてほしいポイントについて書いた記事です!こちらもぜひご覧になってみてくださいね。