会員様から、「お見合いで会話がなかなか続かない」とご相談を頂くことがあります。
お見合いでは、初対面の異性と二人っきりとなるので、緊張して会話が続かないのは当然ですよね。
でも、初対面だからこそ沈黙が続くのは怖いのではないでしょうか。
お見合いは、「会話が続けば成功」というわけではありませんが、やはり会話が続いた方がより深くお相手のことを知ることができますし、何よりその時間を楽しく過ごせますよね。
そこで、今日は絶対に会話を途切れさせない方法を2つお伝えします。
まず1つ目は、「質問の量を増やす」ということです。
もちろん、お見合いでは趣味や休日の過ごし方など、質問をされている方が多いと思います。
でも、意外とその量は少ないように感じます。
少し話はそれますが、初対面のお相手と15分間会話をした場合、何回質問をすれば会話が盛り上がると思いますか?
正解は9回です。
ハーバード大学の調査結果によると、15分に9回以上質問されると会話は盛り上がり、相手に好感を抱きますが、4回以下だと会話は盛り上がらないそうです。
ちなみに、一般的な日本人は4回前後と言われています。
もしかしたら、会話が続かない原因は質問の量にあるのかもしれませんよ。
2つ目の方法は、「お相手の会話にのっかって質問する」です。
先ほど、質問の量を増やしましょうとお話ししましたが、闇雲に質問をすれば良いというわけではありません。
例えば・・・
あなた:「趣味は何ですか?」
お相手:「趣味は食べ歩きです。」
あなた:「仕事はお忙しいですか?」
お相手:「比較的定時あがることができます。」
あなた:「結婚相手に何を求めますか?」
お相手:「・・・」
この会話をどう思われますか?
かなり多くの質問をしていますが、まるで尋問のようですよね。
この例はかなり大げさではありますが、短い時間の中でより深くお相手を知りたいという想いと、沈黙を作ってはいけないという焦りから、このように矢継ぎ早に質問される方が実際にいます。
でも、これではお相手に不快感を与えるだけです。
質問の量は増やすべきですが、支離滅裂に質問をするのではなく、お相手の会話にのっかて次の質問をすべきです。
例えば・・・
あなた:「趣味は何ですか?」
お相手:「趣味は食べ歩きです。」
あなた:「食べ歩きが好きなのですね! オススメのお店ってありますか?」
お相手:「●●がオススメです。」
あなた:「●●、雑誌で名前だけ聞いたことがあります。そこで何を食べたのですか?」
どうですか?
これなら、尋問にならず、かつお相手の事を深く知りたいという気持ちを表現することができますよね。
もしうまく質問ができそうになければ、5W1H(When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように))を使って質問するとうまくいきますよ。
「質問の量を増やす」と「お相手の会話にのっかって質問する」、たったこれだけです。
いきなりお見合いでチャレンジするのではなく、まずは日常生活で試してみてください。
面白いほど会話が続くはずですよ。
▼会話のキャッチボールについて、下記の記事でも触れていますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!