恋愛本や恋愛コラムには、交際にこぎ着けるため、また交際中の
コミュニケーションにおいてのテクニックがたくさん載っていますよね。
参考になるものはどんどん取り入れて、
実践していけばきっと異性とのコミュニケーションが上手になっていくと思います。
もちろん、それはとても良いことですし、
決してムダにはなりません(*^^)v
でも、実際の自分からかけ離れた人物になろうとしたり、
”盛りすぎた”プロフィールに合わせようと無理をしたりしてもうまくはいきません。
本やネットで見たテクニックをそのまま試して、相手を一時的に動かせたとしても
その人のことは、そこからずっとテクニックを駆使してコントロールしていかなければならないのです。
「本当の自分はこうではないのに……」
と思いながらも、
「ここではこうするべきだ」
と常にテクニックを意識して動いていかなければなりません。
それは果たして本当に望んいている状態なのでしょうか?
そして、その状態を手放しで「幸せ」と言えますか?
テクニックばかりにとらわれていると、息苦しさや限界を感じて
婚活自体に疲れて果ててしまう可能性も出てきてしまいます。
世の中には駆け引きに重きを置き、ドキドキするような恋愛を楽しむ人もいますが
「結婚」を目標に婚活をしている場合、駆け引きやドキドキ感ばかりを追い求めていると
気づいた頃には、自分以外の婚活仲間全員が結婚して自分の前から去っていってしまった……
なんてことにもなりかねません。
あなたの求めるものは何でしょうか?
恋愛指南本に書かれているテクニックを駆使して、
自分の個性や魅力を見せることなく、相手を意のままに操り続けることですか?
……そうなんです、
テクニックは時として、あなたの良さをすっかり隠してしまうことにもなり得るのです。
私の友人に、色んな恋愛本を読みながら婚活に励んでいた子がいるのですが、
「〇〇なタイプの男性には△△が効く」
「本当は好きなんだけど、こういう服装は男受けしないって書いてあったから」
「□□の本に書いてあったことによると……」
など……、そういうことばかりを言っていた時期があったんです。
確かに、困ったときや迷ったとき、
手っ取り早く効果のありそうなテクニックを知りたいと思ったときに、
恋愛本に頼ることでその場を上手に乗り切ることは可能です。
合コンがお開きになる際に、
「この人!」と思った人の連絡先をしっかりとゲットすることもできるでしょう。
でも、本に書いてあることばかりを実践し続けて、
「本当の自分の良さ」を見失ってしまった場合……、
相手はいったい「誰」を好きになってくれたのでしょう?
そう思うと、不安な気持ちになりませんか?((+_+))
「自分のここがちょっと……」
と、ウィークポイントだと思っているのは自分だけかもしれません。
短所は言い換えれば長所になり得ます。
例えば、「影響されやすい性格」は「柔軟性がある」と言い換えることができますし、
「頑固」は「意志が強い」「芯がある」と言い換えることができ、長所になりますね(*^^)v
誰もが実践できる、判を押したようなテクニックを使い続けていると、
そういった部分さえも失ってしまいかねないのです。
長所をいかに伸ばしていくか。
「ここは誰にも負けない!」という部分をしっかりと意識することができていたら、
それは小手先のテクニックよりも大きな武器になるとは思いませんか?
友人も、そのことに気づいたとき、
恋愛本を読むことをスッパリとやめてしまったのです。
「『よくあるパターン』のお手本にするにはいいけれど、
ずっとお手本通りを続けているとどこかでボロが出てきちゃう。
テクニックに頼るのはやめる。もっと自分の強みや長所を大切にして、
『私』を選んでくれる人とお付き合いをしていきたい。
その気持ちを忘れないように婚活をしていきたい」
と言っていました。
あなたはどうでしょうか?
それでもまだ、テクニックに頼りますか?
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