「結婚相談所で出会ったお相手が、顔も体型も好みじゃない……それでもゴールインするべき?」
「一人でこの先を過ごすのが怖いし、親を安心させたいから結婚はしたい。でも好きじゃない人と結婚するなんて本当に大丈夫かな……?」
「タイプじゃない人」との結婚に対する迷いを解消するための3つの視点をご紹介します。
子供を作る気がない場合や、相手への好意が今ひとつピンとこない場合、あなたにとって本当に幸せな選択なのでしょうか?ぜひ参考にしてみてください。
【視点1】条件・スペックの前に“人生観”を見直す
結婚で本当に叶えたいことは?
「タイプじゃない人」との結婚を考えるとき、多くの方はまず「顔や体型が好みじゃない」「スペックが不十分」という点に目がいきがちです。しかし、婚活をする上で大切なのは“人生観”や“価値観”の合致ではないでしょうか。
● 一人で暮らす将来への不安
経済面だけでなく、精神的なサポートを得たいから結婚したい
● 親を安心させたい
親孝行としての結婚を考えている
● 子供を作らない選択
世間体よりも、自分のライフプランを優先したい
結婚は条件やスペックだけで測れるものではありません。
何を優先するかは人それぞれですが、今抱えている不安や願望は
“どんなパートナー像”なら安心して叶えられるのかを考えてみると、結婚の本質が見えてきます。
“第一印象”の限界を知る
結婚相談所などで出会った相手に「ピンとこない」と感じることは珍しくありません。
人の印象は一度会っただけでは判断しにくいもの。
外見だけでなく、会話のテンポや笑いのツボ、生活スタイルのすり合わせがうまくいく可能性も含めて見極めるには、複数回のデートやコミュニケーションが重要です。
【視点2】結婚後のコミュニケーションと価値観のすり合わせ
夫婦生活の土台はコミュニケーション
「婚活中の迷い」は、いざ結婚してからのコミュニケーション不足が原因で大きくなるケースが多々あります。
結婚後の生活では、下記のようなシーンで価値観のすり合わせが必要になります。
● お金の管理方法
共有口座や家計管理のルール、趣味への出費など
● 家事の分担
仕事とのバランスをどう取るか、家事が得意・不得意な分野
● 休日の過ごし方
旅行や趣味、家族行事への参加など
どんなにタイプじゃない相手でも、コミュニケーションによって違いを認め合い、歩み寄る努力ができるかどうかが、夫婦生活の満足度を左右します。
“好き”は後から育つのか?
結婚相談所でカップリングした多くのカップルから、「最初は外見がタイプじゃなかったけど、一緒に過ごすうちに相手のやさしさや誠実さに惹かれた」という声をよく聞きます。
長期的な視点で関係を深めると、最初に感じた“好きじゃない”が必ずしも将来を否定するものではないということです。
【視点3】子供を作らない選択と親への安心感は両立できるか
子供を望まない夫婦の未来設計
「子供を作る気になれない」「子供はいらない」と考えている場合、結婚生活の在り方も大きく変わってきます。
子供を持たない将来を想定し、以下のポイントをパートナーと話し合っておくことが非常に大切です。
● ライフプランと老後の資金
● 夫婦二人での楽しみや目標
● 親との関係性の取り方
親から「早く孫の顔が見たい」と言われたとしても、あなた自身の人生における選択肢を優先しなければ、後々後悔する可能性があります。
親を安心させたいときに考えたいこと
一方で「親を安心させたい」という気持ちも理解できます。
しかし、子供のいない夫婦の形を選ぶとしても、親への感謝や報告を丁寧に行い、お互いに納得できる形を探すことは可能です。
親を安心させるのは孫の存在だけではありません。
あなたが幸せそうに暮らしている姿こそが、長期的に見て親をほっとさせる材料になるはずです。
まとめ
婚活で迷ったときは、自分軸を大切に
● 条件やスペックよりも、人生観や価値観が合うかが重要
● コミュニケーションを通じて“好き”が育つ可能性もある
● 子供を作らない選択や親への安心は、夫婦の未来設計次第で両立できる
結婚はゴールではなく、スタートです。婚活中に「タイプじゃない人」と出会い、迷いを感じるのは当然のこと。
大切なのは、あなた自身が大切にしたいこと(自分軸)をしっかり見据えた上で決断することです。
顔や体型、初対面での印象だけで答えを急がず、コミュニケーションを重ねながら自分の心と向き合ってみてください。
相談やカウンセリングも活用しよう
迷いが大きいときは、結婚相談所のカウンセラーや婚活アドバイザーに相談してみるのも一つの方法です。
プロの視点から客観的なアドバイスを受けることで、冷静な判断材料を得られるでしょう。
結婚後、あのとき“ちゃんと考えておいてよかった”と思えるように、じっくりと迷いと向き合ってください。
あなたの人生に本当に合ったマリッジロードを歩んでいきましょう。
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