理想の結婚をするなら、欠かせないのが「結婚相手の条件」です。
- 年収は〇〇〇万円以上
- 職業は〇〇〇
- 次男
- イケメン
- 家事を手伝ってくれる …etc
たくさんの条件があって、どうしても妥協できない人いらっしゃいませんか?
「全て揃ってないとイヤ!」とお考えの人にお尋ねします。
ピッタリの条件の人が現れたら本当に幸せになれるのでしょうか?
私は結婚16年目、酸いも甘いも経験し、現在2児の小学生を持つママスタッフです。
自身の結婚生活から「理想の結婚相手の条件」について、既婚者目線でお伝えします。
「本当にこだわらなければならないのは何なのか?」
そこに気づくことができたら、目の前の「婚活」の範囲にとどまらず、
その後の結婚生活も二人でずっと寄り添っていくことができるでしょう。
婚活の甲斐があって晴れて「理想のお相手」が見つかり、めでたく結婚できたとします。
しかし結婚後、お相手の会社が倒産したり、事故で重度の障害が残ったり、結婚前の「理想の条件」が変わってしまったら…
その時にあなたならどうしますか?
「こんな条件ではダメです、離婚しましょう」と言い出しますか。
また、加齢と共にお互いに劣化していきます。
若い時は、スラッと細くてイケメンだったはずが、何十年と連れ添いふと見た時には頭頂部は薄くなり、たぬきのようにお腹はポコンと出てしまっているではないですか!
「こんなの詐欺だー」と言って離婚しますか?
私の主人はもともと会社員で営業職でした。
念願のマイホームを購入して4年目、32歳で年収630万円。
私は二人目の子を身ごもり穏やかに過ごしていたある日、
「俺は飲食店をしたいんだ!」と言いだし、会社を辞めました。
飲食業の経験なし。見習いからのスタート。
年収は半分になり、マイホームも売却、団地暮らしへと変わったのです。
「結婚して子供は2人、マイホームを持って、休日には家族でおでかけ」という
ありふれた夢を叶えられたと思ったのに、無残にも散っていきました。
「なぜこんな事になるの…」
「転職さえしなければ…」
結婚生活は何が起こるかわかりません。
“まさか”の「坂」があるのです。
ということは、
「婚活時の条件が全てではない」のです。
また、どんなに条件がピッタリでも、
いつも愚痴ばかり言ってたり、異性関係にだらしなかったり、
お酒を飲んで暴力をふるったりする人なら、一緒に居ても楽しくないですよね。
ご主人の愚痴をいつも言ってるママ友から見えてくるものがあります。
- 家にいても自分の部屋に閉じこもって出てこない
- 会話がない
- 携帯を肌身離さない
- 自分勝手
一緒に生活をしていく中で大切なのは、「一緒にいて居心地が良い」ということなのです。
居心地は残念ながらプロフィールからは感じることはできません。
条件だけにこだわらず、お相手との居心地の良さを確認するためにも
お見合いをして自分に合う人を探してみてください。
「居心地が良い」とは相手を不快にさせない「思いやり」が大切なのです。
お互いに「思いやり」がなければ、どんなに立派な豪邸に住んでも
どんなにみんなから羨ましがられるような生活をしても
家の中は冷えきっていて、実は寂しい毎日なのです。
それは、「二人でいるのに一人ぼっち」なのです
何のために一緒にいるのか分からなくなります。
結婚相手の条件で最も大切なのは
「条件がなくても、お相手と一緒にいることができるのか?」
つまり
「お相手の人間性に魅力を感じたり、尊敬するところがある」ことが大切なのです。
私事ですが、結婚する前に思い描いていた理想の条件があります。
これはとても極端な話になるのですが、
例えば大災害などで全ての物を失って家族だけになってしまった時、
「家族が無事ならそれでいいやん!と、明るく前を向ける人」
これが私の理想の結婚相手の条件でした。
全てを失っても明るく一緒に前を向ける相手となら、どんなことが起きても立ち上がれます。
そこからスタートすればいいだけですから。
このように、あなた自身がお相手に求める「人間性」をよく考えてみてください。
そうすれば、結婚という荒波!?の中で
どんなことが起きても、最終的には「この人を選んで良かった」「結婚して良かった」と思える日が来るのではないのでしょうか。